Bootstrapは週末プロジェクトだった
台本
オープニング
【ジングル】 はい,どうもこんにちは.「雨宿りと WEB の小噺」始まりました.Keeth こと桑原です.
この番組では,Webテクノロジーの歴史や裏側にある,ちょっとした小噺を紹介しています.
今回のお題は「Bootstrapは週末プロジェクトだった」です
本題
- 【つかみ】2010年代,やたら似たデザインのWebサイトが増えた時期があった.青いボタンに角丸カード,あのテイストの正体はほぼ全部「Bootstrap」だった
- 【背景/歴史】始まりは2010年,Twitter社内.エンジニアそれぞれが自分の好きなツールやスタイルでバラバラに開発していて,社内の一貫性が崩壊していた.それを見かねたエンジニアのMark OttoとJacob Thorntonが,社内共通のUIキットを作り始めた.最初の名前は「Twitter Blueprint」,あくまで社内ツールだった
- 【メインの小噺・裏話】開発から数ヶ月後,Twitter社内で初の「Hack Week」が開催され,そこでこのプロジェクトが爆発的に広まった.スキルレベルを問わず社内のいろんな人が触り始めて,1年以上,社内の公式スタイルガイドとして使われ続けた.そして2011年8月19日(金曜日)に,社外向けにオープンソース化.このタイミングで名前も「Bootstrap」に変わった
- 【意外な事実や補足】「Bootstrap」という名前,実は二重の意味がかかっている.ひとつは「靴のつまみ革(bootstrap)を引っ張って自力で立ち上がる」という英語の慣用句.もうひとつはコンピュータを「起動する」という意味の“boot”.つまり「ゼロから,自分の力でパッと何かを立ち上げる」というニュアンスを名前に込めている.ちなみに初期バージョンに入っていたアイコンセット「Glyphicons」は本来有料だが,作者の厚意でBootstrapには無償提供されていたというこぼれ話もある.公開後は爆発的に広まり,GitHubで最も星(スター)を集めたプロジェクトの一つになった
- 【まとめ・締めのひとこと】社内の「みんなバラバラで困る」を解決するために週末感覚で作られたツールが,気づけば世界中のWebサイトの見た目を決める存在になっていた,という話でした
📎 https://en.wikipedia.org/wiki/Bootstrap_(front-end_framework) 📎 https://getbootstrap.com/docs/4.0/about/history/
エンディング
【エンディングBGM】 さて,そろそろ今回もクロージングです 今回は「Bootstrapは週末プロジェクトだった」について話しました.
次回も,Webテクノロジーの小噺をお届けします.
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それでは,また次回の雨宿りでお会いしましょう!「雨宿りとWEBの小噺」お相手は Keeth でした.さようなら! 【ジングル】